2008年05月23日(金)
ハワイアン・モンクアザラシの赤ちゃんが誕生
乱獲により、1800年頃にはすでにその姿がほとんど見られなくなっていましたが、1958年~1996年にかけても、主な繁殖地における個体数は平均で約60%減少。特に1985年~1996年にかけては、年間4%の割合で減少が続いていました。1976年、米国の絶滅危惧種保護法(ESA)の「絶滅危惧種」に指定された他、国際自然保護連合のレッドリスト「絶滅危惧IB類」、ワシントン条約の「付属書I」に分類。現在では、約1200頭を残すのみとなった、非常に貴重な動物です。
ハワイアン・モンクアザラシの特徴は、他のアザラシと違って、集団で生活しないことです。成長すると体重は180kg~250kgになり、好物はサンゴ礁に棲む魚やエビなど。主に2月~7月にかけて出産期を迎え、4月~6月がそのピークとされています。
米国海洋大気庁の調べによると、5月の中旬に入って、オアフ島のノース・ショア地域では2頭の赤ちゃんモンクアザラシが生まれました。これでオアフ島では、今年に入って合計3頭の赤ちゃんが誕生したことになり、島の新記録を更新。一方、今年に入ってハワイ諸島の主な島で誕生したモンクアザラシは合計で10頭。去年の同じ時期の7頭という記録を更新することとなりました。
米国海洋大気庁の生物学者によると、この他にも、ハワイ諸島近海に生息している何頭かのモンクアザラシが妊娠していることを確認しており、例年よりもやや多めの赤ちゃんが期待できそうです。
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