2007年10月19日(金)
新たな国産ジェット旅客機誕生へ
今回開発されたリージョナル・ジェットとは、座席数が70~90席からなる小型機のこと。隣国など、比較的短い距離を飛ぶことを目的とした飛行機です。燃費性能に優れていることから、現在の原油高による燃料費の高騰を背景に、世界中でその機数が増加中。今後20年間で5000機の需要が見込まれている、注目の機体です。
MRJはエンジンに、燃費性能の優れた米国プラット&ホイットニー社製を採用することで、従来に比べ燃費が2~3割向上。騒音も小さく、整備コストを低減することにも成功しています。
ただし、旅客機分野に新規参入する三菱重工には、経験やノウハウが乏しいという問題点もあります。また、莫大な開発費が投入されていることもあって、販売活動の成否がすべてのキーポイントとのこと。そのため事業化の最終判断が下されるのも、今後の受注の状況を見ながら、ということのようです。
もし、MRJが量産化されれば、新たな国産旅客機の誕生は、1962年に初飛行したプロペラ機「YS-11」以来ほぼ半世紀ぶりのこと。MRJが世界の空を飛びまわる姿、ぜひ見てみたいものですよね。
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