2008年01月11日(金)
冬場の雪の活用法
今冬、新千歳空港でスタートしたのが「クールプロジェクト」と名付けられた実験。2010年度以降の実用化が望まれるこちらの計画では、飛行機の滑走路などに積もった雪を活用し、夏場の冷房に利用することをめざしています。
これまで新千歳空港では、除雪した雪は近くの調整池に貯め置き、雪解け水を近くの川へ流していました。しかし、除雪した雪には融雪剤が含まれているため、川に流すことで、下流にあるウトナイ湖など、自然への負荷が懸念されていました。
クールプロジェクトでは、冬場に積もった雪を、旅客ターミナルビル南側に約42万立方メートルの雪山として保存。雪山には遮熱シートをかぶせ、溶けるスピードを調整しながら、融解時に発生した冷熱を、ターミナルビルの冷房に利用する予定です。
これが成功すれば、年間約6000万円の冷房費節約が見込まれ、電力消費による二酸化炭素の排出量も減少。また、融解を遅らせることで、融雪剤に含まれるプロピレングリコールという有機物の濃度を低減できる利点もあるそうです。
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