2008年02月29日(金)
バイオ燃料への第一歩
この試験飛行に参加したのは、ヴァージン・アトランティック航空をはじめ、ボーイング社、GE・アビエーション、インペリアム・リニューアブル社などの航空産業各社。飛行には、特別な改造を施していないボーイング社B747型機と、そのエンジンが使われました。ただし、4基のエンジンのうち1基をバイオ燃料のタンクに接続し、残りの3基は万が一の際のリスクを低減するため、通常の燃料を入れたタンクに接続。機長を含む合計5人が搭乗した実験機は、2月24日にロンドン・ヒースロー空港を午前11時34分発、アムステルダムへ午後0時14分に到着することに成功しました。
今回、燃料として使われたのは、ババスオイルとココナッツオイルから作られたバイオ燃料です。ブラジル原産のババスオイルは、従来、リップクリームやシェービングクリームといった化粧品の原料。ココナッツオイルは、バイオディーゼル燃料を含む、さまざまな用途に使用されてきました。これらの原料は、既存のプランテーションから採取されるため、新たな森林破壊につながる危険が少ない点や、食糧の需給に影響を与えない点がメリットとされています。
バイオ燃料を利用した試験飛行は、今回の結果をもとに、今年後半に再び実施される予定。また、ヴァージンは、向こう10年以内に実用化へこぎ着けられるとの見通しを示しています。
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